こんにちは、結城です。

 

2017年末にGoogleのアルゴリズムの変更(健康・医療系のアップデート)によって、多くのアフィリエイトサイトが検索結果から吹き飛ばされるという出来事がありました。

 

Googleのアップデートはこれまでも不定期に起こってきて、その都度業界の体制が大きく変わるものですが、2017年末のアップデートの影響がかなり大きかった点から、

  • アフィリエイトは衰退するのかな・・・
  • アフィリエイトはもうオワコンなのか?
  • 今更参入してももう遅いのではないか?

と心配されている方もいるかと思います。

 

そういうわけで今回は、

アフィリエイトの将来性や未来、そして衰退の可能性”

について、ちょっとした例も出しながら、私なりの持論を語っていきます。

 

この記事を読むことで、「アフィリエイト」というビジネスモデルをより広い視点で捉え、日々のアフィリエイトの作業や日常生活において新しい視点を得ることができるようになりますので、ぜひとも最後までご覧になっていただければ幸いです。

 

アフィリエイトに将来性や未来はあるのか?衰退の可能性について

さて、アフィリエイトというビジネスモデルが今後どうなっていくのか?将来性や未来はあるのかという点について、私の意見からお伝えしますと…

 

アフィリエイトというビジネスは今後もずっと残り続けるのかどうか、正直なところ、誰にもわからない

というのが実情かと思われます。

 

現に、近年の技術革新はめまぐるしいものがあり、数年先を予測することすら不可能、というか意味がないからです。

 

例えば、ひと昔前までは電車内でおじさんが読むものと言えば“新聞”でしたが、今ではそんな人はほとんど見かけなくなりました。

 

今では、40、50歳くらいのおじさんおばさん方も、若者と同じくスマホをポチポチといじっている光景が当たり前になっています。

 

つまり、ついこの間までは当たり前にいた電車内で新聞を広げて読んでいたおじさん方が、たった数年の間に一気に消え失せたわけです。

 

そして、そんなスマホというテクノロジーの登場によって、デジタルカメラ市場も大打撃を受けていたりします。

 

他にも、AIの発達もめまぐるしいものがありますね。

 

いつだったか、AIがプロの棋士が勝ったというニュースを観ましたが、ほんの数年前まではそんなこと予想だにできませんでした。

 

また、米シアトルには、レジのないコンビニとして「Amazon Go」という店舗もできたりと、既存のビジネスモデルが、ものすごい速さで駆逐されていっているのが現状です。

 

このように、数年先の未来を予測することが困難な世の中で、アフィリエイトというビジネスモデルが残り続けるのかどうかを予測することははっきり言って不可能と言えます。

 

※なお、4大マスメディア(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)の影響力が弱まり、広告の主戦場がネットメディアへ遷移してきているので、各企業におけるネット上における情報発信や個人の力を使った広告の利用は年々増してくるとは思います。

 

では、だからといって、『アフィリエイトに将来性や未来がないかもしれないのであれば、アフィリエイトなんて意味がないのか?』と言われれば、そういうことではありません。

 

私が考えとしては、

アフィリエイトというビジネスはなくなるかもしれないが、アフィリエイトで培ったスキルは不変である

と思っています。

 

なぜならば、アフィリエイトで稼ぐスキルはビジネスの本質に通ずるスキルだからです。

 

結局、アフィリエイトもそうですが、ビジネスというものを簡単に表すと、

  • 見込み客となる人を集めて
  • (関係性を築いた上で)商品を販売して
  • リピーターになってもらい、生涯顧客単価を伸ばす

という、単純化すればこれだけです。

 

“人を集めてきて、売って、リピートしてもらう”というシンプルな構造ですね。

 

そして、アフィリエイトはこういったビジネスの一連の流れをネット上で行っているだけに過ぎません。

 

よって、アフィリエイトで培ったスキルはネット上でしか通用しないものではなく、そのスキルはリアルのビジネスの世界でも十分通用するものと言えるということになります。

 

もちろん、だからといって、小手先のテクニックや戦術に走って稼いでいてもスキルは身に付きません。

 

  • どうすれば人が集まるのか?
  • どういう言葉やどういう態度が信頼を獲得できるのか?
  • どうすれば購入という行動を起こさせることができるのか?
  • どうすれば、継続的な関係性を維持することができるのか?

という、テクニックや戦術よりも上位概念である本質的な戦略を学んでいけば、ネットであろうがリアルの世界であろうが、やっていることは同じことであるというのが私の持論です。

 

と、そういうわけで、次に、私が実際に日常生活の中で感じた、アフィリエイトのスキルと実生活を結びつけた“とあるエピソード”をお話したいと思います。

 

アフィリエイトのスキルは決してオワコンではなく、衰退しない普遍的なものである理由

ここで、私が“アフィリエイトで学んだスキルを私生活でも応用できるな”と感じたエピソードをご紹介します。

 

それは、ある飲食店での出来事でした。

 

私が好きな定食屋に大〇屋というお店があります(あえて伏字にします(笑))。

 

大〇屋は、味は美味しく安くてボリューミーなので、よく通っている店なのですが、店内のテーブルの上にアンケート用紙があるんですね。

 

ただ、このアンケート用紙がうまく機能していない様子

 

一般的に、アンケート用紙の目的は、「ユーザーの声を記入してもらい、その意見をもとに商品開発等にフィードバックするもの」だと思います。

 

であれば、一つでも多くの意見が必要となりますし、アンケート用紙を効率的かつ効果的に集める仕組み作りが必要です。

 

しかし、大〇屋のアンケート用紙は、テーブルの隅っこのほうで横向きにされ、ひっそりと置かれており、非常に気づきにくい場所にありました。

 

存在に気付いてもらいにくいという事は、アンケートに記入するしない以前の問題です。

 

よって、まずは存在に気づいてもらう必要がありますし、存在を認知してもらう工夫が要ります。

 

なので、大〇屋のアンケートは「認知してもらう」という最初の段階でつまずいていると言えるのです。

 

そして、存在そのものに気付いてもらえれば、アンケート用紙を手に取って読んでもらうことが必要となります。

 

そのために必要な策としては「アンケートに答えるとこんなメリットがあります!」と冒頭でわかりやすく提示して、相手に具体的なメリット・ベネフィットをイメージさせながら読み進めてもらうことが重要です。

 

ただ、大〇屋のアンケート用紙はかなり小さい字で書かれていたり、横文字と縦文字が混在していてメリットがわかりずらく、はっきり言って読み進めるのに非常にストレスとなる構成となっていました。

 

ここでもグッと閲覧者の反応率を下げているはずです。

 

なぜならば、メリットが認識できないと、わざわざアンケート用紙を手に取って読むという意欲が湧いてこないからです。

 

そして、無事にアンケート用紙を読み進めてもらえば、閲覧者が、アンケートに回答することで得られるメリットと、記入する労力や個人情報の開示等を天秤にかけた結果、回答するほうがメリットが大きいと感じられたら、初めて記入されるわけです。

 

こちらにおいては、回答するという行動のハードルを取り除くという視点が重要。

 

要は、行動するためのハードルが高すぎるとめんどくさくなり行動しないため、行動までのハードルを低くすることが必要となります。

 

で、大〇屋のアンケートに記入する項目は、住所、名前、年齢などの大量の個人情報を記入するものでした。

 

一方で、メリットは、抽選でお食事券がプレゼントさせるといった感じ。

 

しかも、そのお食事券の内容については、「お二人様分のお食事券をプレゼント」とだけ書いてあり、

  • いくらまでの注文ならいいのか?
  • 1人では使えないのか?
  • そもそも個人情報が裏で出回ることはないのか?

などといった、具体的なイメージがわかないことによって、不安な要素が残ってしまっていたのです。

 

なので、イメージがわかないお食事券のために、多くの個人情報を差し出すアンケート用紙に記入するという一連の行動は、はっきり言って、かなりハードルが高いと感じると思います。

 

実際、アンケート用紙はレジ前のBOXに入れる仕組みだったのですが、ほとんど1枚も入っていませんでした。

 

かれこそ、私がこのアンケート用紙の存在に気が付いてから、あらゆる時間帯や店舗に20回以上は通っていますが、ほとんど記入されていないみたいです。

 

と、ここまでが大〇屋のアンケート用紙から私が感じたことですが、実は、ここまでの一連の流れはアフィリエイトの流れと全く一緒です。

 

まず、存在を認知させることは、検索エンジンやSNSなどを用いて、自分のメディア(サイトやブログ)を認知してもらうということに他なりません。

 

また、アンケート用紙を読み進めてもらうことは、自分のメディアに訪れた読者に対して、冒頭から読み手の興味・関心を惹き記事を読み進めてもらうということ。

 

その際には、記事を読むメリット・ベネフィットを読者にわかりやすく提示することで、途中で離脱されることなく最後まで読まれるような展開を作る必要があります。

 

さらに言えば、読みやすくするために、文字での装飾やブログデザインなどにも気を遣わなければなりません。

 

大〇屋のアンケート用紙は横文字と縦文字の混在や文字の大きさが小さく、非常に読みにくい構成でした。

 

また、アンケート用紙に記入しアンケートBOXに投函するという行動は、記事を最後まで読んで商品を購入してもらうということと同じです。

 

この時も、商品を買う際の不安要素(返品保証やお客様の声、Q&Aなどをつける)を削り、少しでも購買意欲を高めるように心がける必要があります。

 

このように、アンケートに記入するという行為とブログ等でアフィリエイトするという行為は、

  • 存在に気付いてもらって(認知)
  • 興味・関心を抱いてもらい(興味・関心)
  • 相手にとってのメリットを提示しながら(信用・信頼)
  • 不安要素を削った上で、行動を促していく(行動)

といった共通点があるわけです。

 

実際、アフィリエイトを始める前の私なら、アンケート用紙になんて気にも留めなかったのですが、こうしてアフィリエイトを実践していると、世の中のありとあらゆるところに目が行き、改善点や弱点が自然と見えてしまうのです。

 

そして、こうした視点をもって生活していけば、「もっとこうすればより反応率が上がるのにな」と気になる点がわんさか出てきます。

 

そうなれば、あなたは普通の人が気がつかないような部分まで気が付ける存在になるので、希少性が高く、求められる人材に成長できると言えるというわけです。

 

アフィリエイトの将来性や衰退、今後の未来について考える前にやるべきこととは?

アフィリエイトというビジネスモデルが将来どうなるかは誰にも予測できません。

 

つい先日も、Googleのアップデートで健康系や美容系のブログが検索順位の大幅な変動によって圏外に飛ばされたという話もありました。

 

このアップデートによって、各ASPも大打撃を受けており、今後のアフィリエイト情勢も大きく変わってくるかもしれません。

 

しかし、アフィリエイトを通して培ったスキルは普遍的なものであり、リアルの世界でも応用が可能ですし、それこそ一生もののスキルです。

 

よって、アフィリエイトというビジネスモデルが衰退して無くなる可能性が無いとは言い切れませんが、アフィリエイトで培ったスキルはビジネスの本質的なスキルでおあるので、他の世界でも応用が可能ということ。

 

そういうことからも、アフィリエイト業界の未来や将来性を心配するより、手を動かし一記事一記事作成し自分のスキルを磨き続けていく姿勢が大切だと私は思います。

 

私のブログでは、簡単、片手間に稼げるような小手先のノウハウは教えていませんが、アフィリエイトに限らずどの分野でも通用するようなスキルを得られるような記事を意識して投稿しています。

 

 

また、下のリンク先の記事では、『アフィリエイト業界の今後と本当の旨味』について、統計データを用いながら話しています。

 

今日の記事では、アフィリエイト業界の未来について暗いイメージをもってしまったかもしれませんが、そういう場合はリンク先の記事をご覧になり、ぜひともワクワクしていただければなと思いますね(笑)

アフィリエイトがまだ稼げる業界であることを論理的に解説します

 

 

それでは、最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

 

結城でした。