Electronics shopこんにちは、結城です。

 

今回は、「家電量販店の実情から見る、今後生き残り続けるビジネスと人とは?」という記事です。

 

 

私はインターネットだけで使って生計を立てるようになってから、よく平日の日中に街中をブラブラしているのですが、そこで一つ気になったことがあります。

 

それが「家電量販店、人いなさすぎ!問題」です。

 

というわけで今回は、「家電量販店の閑散さから感じたこと」と、その現状を踏まえて、「これからの時代に生き残る人や店とはどういったものなのか?」について、お話していきます。

 

家電量販店はなくなるのか?衰退する店舗

私はよく近所のヤ〇ダ電機にふらっと入るのですが、平日の日中だと、びっくりするくらいほっとんどお客さんがいません。

 

ネットでもよく言われていることですが、本当にお客さんよりも店員のほうが明らかに多いです。お客さん3人くらいなのに、店員は10人以上いますからね。

 

もちろん、お客さんがいなくても彼・彼女らの人件費はかかりますし、ヤ〇ダ電機のような大型の店舗となると売り場規模も相当なものですから、光熱費等もかなりの額がかかることが想定されます。

 

私のような家電量販店事情に全然詳しくない素人が売り場をチラ見しただけでも、どう考えても店が繁盛していないことは一目瞭然です。

 

 

では、なぜこんなにもお客さんがいないのか?

 

もちろん、平日の日中と言う時間帯だからというのも一つの理由ですが、一番の理由はインターネット通販の出現です。

 

インターネット通販が家電量販店より強い理由

少し前まではネットでものを買うなんて信じられないなどといった風潮もありました。

 

しかし、今ではネット通販など本当に誰でも行っている当たり前の行為です。

 

で、じゃあ実店舗型の家電量販店とネット通販が、同じ商品を扱っていた場合、人はどちらで商品を買うことになるのでしょうか?

 

一つの指標として考えられるのは、もちろん価格でしょう。

 

実店舗で1万円で売られている洗濯機がネット通販なら9,000円で買えるなら、特別な理由がなければ、普通は価格が安いネットで買います。

 

そもそも、ネット通販というのは実店舗を持たないので、人件費等のコストを抑える事ができるため商品価格を安くすることができます。

 

どういうことかと言いますと、例えば、Amazonで洗濯機を買うとなった場合、それはAmazonの巨大な倉庫から洗濯機が送られてくるわけです。

 

つまり、販売者側が街中にどでかい土地を借りたり、接客用の店員を配置したりする必要はありません。

 

一方で、実店舗であれば、

  • 土地代の高い街中に店舗を構えて
  • 巨大な売り場面積を作って
  • レジ、売り場、商品の陳列等に対応する店員を配置して

商品を売っていくことになります。

 

そのため、人件費や土地代もどうしても高くならざるをえないのです。

 

よって、そういった経費を回収するために、価格を下げすぎることができないことになります。

 

Amazonの巨大な倉庫に大量のあらゆる商品が保管されているため、ネット通販は実店舗に比べて商品を売るまでにかかる経費を安くできますが、ヤ〇ダ電機のような実店舗だと経費がたくさんかかるため、簡単に価格を下げることができないわけです。

 

しかし、消費者からしてみれば、そんな店側の事情など知ったこっちゃないので、単純に「安いほうで買う」という行為が行われることになります。

 

 

では、ネット通販が台頭してきたこの時代、実店舗型の家電量販店やそこで働く人たちは今後生き残ることはできないのか?

 

と言われれば、私としては、決してそんなことはないと考えています。

 

実店舗型の家電量販店が将来生き残るためには、“買う理由”を与えることが必要

Amazonのようなネット通販上に強大すぎるライバルがいる中で、ヤ〇ダ電機のような実店舗型の家電量販店が今後生き残るためにはどうすればいいのか?

 

その答えは、実店舗で購入する理由をお客さんに与えてあげればいいのです。

 

先ほど説明したとおり、実店舗はネット通販に比べてその仕組み上、どうしても商品の販売価格を高くせざるを得ません。

 

ただ、ここで実店舗側もネット通販に合わせて価格を下げるという価格競争に入ってしまうと、結局、利益が下がってしまい最終的には閉店の危機がきてしまいます。

 

そうならないために意識するべきなのは、価格での差別化ではなくて、「商品を実店舗で購入する理由」をお客さんに与えてあげればいいという別軸での差別化です。

 

 

例えば、アフターフォローの充実が考えられます。

 

多くの場合、ネット通販で商品を購入するとなると、購入後に不備があった場合にどうしてもそのやりとりがめんどくさくなりがちです。

 

  • メーカーに直接問い合わせるべきなのか?
  • 購入したネットショップに問い合わせるべきなのか?
  • 電話口で何をどう説明すればいいのか?
  • 返品交換はどういう手続きをとるのか?

など、人によっては、何をどうすればいいのかめんどくさいと感じる人も多いはずです。

 

 

一方、実店舗ならばその心配はありません。

 

「購入後にご不明な点や不良品などがあった場合は、お店に電話していただければ、すぐに専門スタッフが対応します」

 

といった風にシステム化しておけば、購入後のアフターフォローが迅速かつ明瞭という点を押し出すことも一つの手。

 

お客さんからしたら、電話一本で現物チェックまでしてくれるような対応をしてもらえればものすごく楽ですし、家まで来てもらえれば、直接商品を見ながら説明もできて安心と言えます。

 

もちろん、こちらの例については、今ぱっと思いついただけなので、実際に運用するとなると様々な問題はでてくるかと思いますが、いずれにせよ大切なことは「そこで買う理由を与えること」です。

 

そして、そういった買う理由を自分の頭で考え、実行できるような人材こそが今後生き残れるということになりるでしょうね。

 

考えてもみてほしいのが、ただでさえ衰退産業に入っている量販店の中で、しかもこれといった提案もできずに、ただただそこに存在するだけの店員は、今後どう考えても価値がなくなっていきます。

 

なぜならば、商品の説明なんかそれこそネットの情報をみればわかりますし、AIなどの機械に任せればいいだけの話だからです。

 

であれば、価値のある人材として今後の時代を生き残っていくようであれば、自らの力で、お客さんに選ばれるためのスキルを身に着けることだなと本当に思います。

 

あなたのところで買う理由を与えることが大事である

そして、この話は家電量販店に限ったことではありません。

他にも、スーパーやドラッグストア、アパレル店など、今では本当にネット通販が盛んなため、実店舗まで出向いて買う必要がない商品がたくさんあります。

 

そして、これらの店舗が生き残るのも先ほどお伝えしたとおり、「そこで買う理由を与えること」が大事になってくるのです。

 

 

さらに、これは個人が行っているアフィリエイトなどのインターネットを使ったビジネスでも全く同じ。

 

例えば、自分のブログから何か商品を買ってもらいたいなら、「自分のブログから商品を買う理由を与える事」ができなければ商品は売れません。

 

この理由というのは実に様々な要素がありますが、ブログの管理人に対する信頼感や安心感、または販売実績などであったりとします。

 

いずれにせよ、お客さんはあなたから買う理由がなければ、あなたのところで商品を買うという行動を起こさないわけです。

 

であれば、いかにしてお客さんに選ばれる存在になるのかという視点がとても大事になってきますし、そのためには日々学び続けて実践を重ねるしかありません。

 

 

あなたもネットビジネスを実践中であれば、「お客さんに商品を買う理由を与えること」をぜひとも意識してみてください。

 

買う理由をうまくお客さんに与えられるスキルが身につけば、本当にバコバコ商品が売れるようにもなりますし、どこでも即戦力になる人材にもなることができます。

 

なお、ネットビジネスやアフィリエイトで必要となるスキルについては、下の初心者向け講座にまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。

 

初心者講座でアフィリエイトの稼ぎ方を学ぶ

 

 

それでは、本日も最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

 

結城でした。