こんにちは、結城です。
最近、ブログ読者の方から、「ネットビジネスを行うにあたって、おすすめの本は何かありますか?」と質問を受けることが増えてきました。
実際、私もネットビジネスを始めて間もない頃は、「どの本を読むべきか?」と頭を悩ませていたものです。
そういうわけで今回は、「ネットビジネスを行うにあたっておすすめの本はあるのか!?」という点について、私なりの意見をお話させていただきます。
ネットビジネスでおすすめの本は何があるのか?
まず、結論ですが、私は、これからネットビジネスを始めようと思っている方は、特に本を読む必要はないと考えています。
例えば、
- 初心者必見!アフィリエイトの始め方
- YouTubeで広告収入を稼ぐ方法
- ビジネスでSNSを活用する方法
といった、いわゆる稼ぐためのノウハウ系の本はほとんど意味がないと言っていいです。
ただ、そういった本のクオリティが低いとか買うまでもないとかそういうわけではありません。
そうではなくて、私がネットビジネス初心者の方に本を読むことを勧めない理由は、もっと深いところにあります。
ずばり、私がネットビジネス初心者の方が本を読むことをオススメしない理由は・・・
ネットビジネス初心者は、本からインプットを受けるよりも実践の中で学ぶことがおすすめ
だからです。
つまり、いくら本を読んで知識をつけたところで、その知識は多くの場合、ビジネスでの稼ぎには直結しません。
確かに、良書をピンポイントで見極めて買えば、使えるノウハウが手に入ることもあります。
ただ、そんな本をわざわざ探し、読んでインプットしているくらいなら、とにかく実際に手を動かして作業をするほうが、実際に収益に直結してくるのです。
そして、空いた時間を使い、書店でちらっとビジネス系の本を立ち読みしたりして、足りない知識を補うくらいでちょうどいい。
事実、私もネットビジネス初心者の頃は、様々な「ネットで稼ぐ方法」といった本を読んできましたが、結果としてどれも記憶にも残っていなければ、それらの本を読んで稼げたということもありませんでした(笑)
なので、どの本を読むべきか悩んでいる方は、そもそも本は読むべきではないので、その悩んでいる時間をブログ記事が動画作成などのコンテンツ作りにあてるほうが何倍もいいです。
作業を繰り返していれば、今の自分にとって何が足りなくて何が必要なのかがわかってきますからね。
もちろん、本を読むことで体系的な知識を得られることもありますが、ことネットビジネスに関しては、最初はとにかくコンテンツを作っていくことのほうが何倍も重要です。
ただ、結局稼ぎに直結させるためには、実践の中でスキルを磨いていくしかありません。
いくら本を読んでうんうん唸っていたとしても、実際のブログ記事だったり動画だったりというコンテンツがなければ収益は発生しませんし、コンテンツがなければ、市場の反応もわからないわけです。
しかも、市場の反応がわからなければ、自分が投下したコンテンツが市場にどのくらい受け入れられているのかもわかりませんので、その後の軌道修正が全くできません。
これは、実際にやってみるとわかりますが、ネットビジネスは軌道修正の連続です。
「これは、絶対にアクセスを集めるだろうな」と思って投下した記事が全然アクセスがなかったり、なんとなく適当に書いてみた記事でも爆発的なアクセスがきたりと、実践の中で学んでいくことがかなり多い。
そして、そうした実践の中で、「なぜ、この記事はアクセスを集めたのか?」などを検証することで、次回のコンテンツの投下に活かすことができるわけです。
- ライバルが少ないキーワードであったから
- キーワードに対する需要が増えた時期であったから
- コンテンツの質が濃く、検索結果の上位表示が獲得できたから
など、うまくいくコンテンツには必ず原因がありますし、反対に、うまくいかないコンテンツにも原因があります。
そして、こういった原因を適宜見つけては軌道修正を繰り返していくことで、自分のスキルも身に付きますし、より少ない労力でより多くの効果を生み出すということができるようになり、それが自分の成長へと繋がるわけです。
そういうことからも、いくらビジネスに関連した本を読み漁ったとしても、それが自分のメディアやコンテンツにダイレクトに影響を及ぼす可能性は低いということになります。
なぜならば、本を読み知識をインプットしたとしても、実際にコンテンツを投下して市場の反応が見れるような実践の中でしか、人は成長できないからです。
よって、私としては、ネットビジネス初心者の方は、本など読んでいる場合ではなく、まずはどんどんコンテンツを量産して市場に投下することが重要だと考えます。
では、ネットビジネスでおすすめの本はないのか?
では、「ネットビジネスを行うにあたっては、本を読むことに意味はないのか?」と言われれば、決してそうではありません。
実際、私も毎日、1~3冊ほど新しい本を読んでいます。
あくまでも、ネットでまだ稼いだことのない初心者の方は、本を読むくらいならばとにかく記事を書くなりの作業をすることをオススメしているわけです。
反対に、既にネットである程度稼いでいて、より稼ぎの増やしていきたいのであれば、本を読んで知識をインプットすることが必要となります。
あくまでも私感ですが、月収10万円未満ならば本は不要ですね。
で、それ以上稼げるようになったら、本を読んで自分自身をブラッシュアップするのが良いと思います。
「じゃあ、どんな本を読めばいいのか?」と聞かれれば、私が読んだほうがいいと思う本のジャンルは、
- 人間心理系(行動経済学系)
- マーケティング系
この2つです。
結局、ネットビジネスといっても、やっていることはパソコンを利用した商売というだけなので、相手は間違いなく“人”であるわけです。
となれば、人の感情や心の動き方についての知識がついていないと相手の感情を動かすことは難しいですし、感情を動かすことができなければ、どこかで収益が頭打ちになってしまいます。
というわけで、人の心の動きや導線を理解するためにも、まずは人間心理系や行動経済学系を学べる本から読むという姿勢がおすすめ。
といっても、最初から重ための本を読む必要はありません。最初は読みやすくて取っつきやすいものからで大丈夫です。
例えば、私が最近読んだのは、『ヘンテコノミクス』という行動経済学の本。
こちらは、漫画なのでとても読みやすくて、内容も「人間のヘンテコな行動を分析する」というもので、なかなか興味深く、スラスラと楽しみながら読めます。
他は、メンタリストのDaiGoさんの本もオススメ。例えば、
両方とも俗っぽい感じですが(笑)、最初はこういった軽い感じのやつから入るのがいいと思います。
その後、もう少しレベルの高い本が読みたくなれば、『影響力の武器』と『人を動かす』がやはり鉄板です。
どちらもベタベタなセレクトですが、やはり名著は学べるところが多いです。
下手に、ちまたに溢れる自己啓発本を読み漁るくらいならば、名著をじっくりと腰を据えて読むほうが得らえるものは多いかと思います。
実際、そこらへんの自己啓発本も、そのルーツを辿れば、カーネギーやアドラーが言っていることを、手を変え品を変え、筆者の体験も取り入れつつ主張しているものが多いので^^;
さて、人間心理系の次におすすめなジャンルは、マーケティング関連の本です。
マーケティング関連の本は、私は神田昌典さんの本を読んでいました。
神田さんは日本にDRMを持ち込んだとも言われており、特にブログ・メルマガを使った情報発信をする方には結構有益な情報が多いです。
参考:DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)とは何のこと?
で、神田さんの本でおすすめなのは、
- 不変のマーケティング
- 成功者の告白
- あなたの会社が90日で儲かる!
ここらあたりから読んでみると面白いです。
特に、不変のマーケティングは、DRMを実践しているネットビジネス中級者の方にかなりおすすめです。
ぜひとも、参考にしてみてください。
結論:ネットビジネス初心者は実践を重視、本を読むのは中級者以降がおすすめ
さて、今回はネットビジネスでのおすすめ本という話でした。
ビジネスを始めたばかりの頃は、インプットを重視してしまいがちですが、大事なのは明らかに実践、すなわちアウトプットです。
お恥ずかしい話、過去の私がそうだったのですが、インプットを言い訳にしてアウトプットを疎かにしていて、いつまでたっても稼ぐことはできませんでした(笑)
特に、ビジネスの始めた初期は、インプット2:アウトプット8くらいの勢いで、どんどん記事や動画の投稿をしていきましょう。
本を読んで知識を得ることも大事ですが、それ以上にアウトプットして実践することのほうがとてもとても大事なので、両立できるように頑張っていってほしいですね。
それでは、本日も最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
結城でした。