こんにちは、結城です。
あなたは、アフィリエイトのキーワード選定をする際に、どのような基準でキーワードを選んでいますか?
一般的によく使われているのが、Googleのサジェストキーワードや関連キーワード取得ツールから選ぶ方法です。
そして、そういったキーワード選定で上位表示が獲得できたキーワードには莫大なアクセスが集まることが予想されます。
ただ、そういったキーワードは実は落とし穴もあるのです。
それが、質の薄いユーザーばかりが集まってしまうという点。
質の薄いユーザーとは私の中の定義では、「成約から遠い距離にいるユーザー」という意味です。
反対に、質の濃いユーザーとは、「成約からの距離がかなり近い位置にいるユーザー」のことであり、そういったユーザーを集めるほうが効果的とも言えます。
結局、アフィリエイトで成約に至るまでに大事なことは、多くのアクセスを集めることも一要素ではありますが、それよりも、より少ないアクセスでも効果的に稼ぐほうが労力は少なくて楽なものです。
では、質の薄いユーザーと質の濃いユーザーはどうやって分けることができるのか?
実は、その秘訣は記事のタイトルでも記事の内容でもなく、“キーワード選定”にあるのです。
そういうわけで今回は、アフィリエイトのキーワード選定のコツは読者の絶望度を徹底的に考えろ!というテーマでお話していきましょう。
本記事をご覧になることで、少ないアクセスでも高い成約数と成約率を叩き出すための極意を知ることができるので、ぜひとも最後までご覧ください。
アフィリエイトのキーワード選定のコツは読者の絶望度を知ること
「読者の絶望度って何?」と思われたかもしれませんが、読者の絶望度が高ければ高いほど、成約に至るまでの距離が近くなります。
絶望度とは、いわば「事の深刻度」という風な理解をしてもらえれば十分です。
というわけで、早速ですが、「ダイエット商材」をアフィリエイトする際のキーワード選定を例にして、話を進めていきましょう。
1 読者の絶望度が低く、成約には至りにくいキーワード
まずは、読者の絶望度が低いであろうキーワードから見ていきます。
それが、いわゆる誰でもカンタンに思いつきそうなキーワード、例えば、
- ダイエット 簡単
- ダイエット 在宅
- ダイエット サプリ
- ダイエット 運動
といったものですね。
では、「ダイエット 簡単」というキーワードを考えてみれば、これを検索するユーザーはどこまで深く悩んでいるかを想像してみるのがいいわけです。
少しだけ考えてみてほしいのですが、このようなキーワードを入力する人は、悩みの深さが薄いと思いませんか?
もしも、本当にダイエットする必要性が迫っていて、どうしてもダイエットをせざるを得ないような人が、このようなお手軽なキーワードで検索するでしょうか?
「ダイエット 簡単」というキーワードで検索している層は、私の勝手なイメージではありますが、女子高生が教室で友達とわいわい話しながら、「夏までに痩せなきゃやばいねー」と軽いノリで話して、その場でスマホでポチポチ検索している感じです。
おそらく、本気の本気モードで痩せたいと思っているよりかは、「なんか楽な方法でもないかな」と軽いノリでさほどの集中力もなく、暇つぶし感覚で「いつか痩せればいいかな」という感覚で、検索しているイメージがわきます。
そして、そういった感覚で検索されているキーワードというのは、ユーザーの質が薄い、つまり、悩みが深刻ではなく絶望度が低いため、仮にアクセスが集まったとしても、成約に至るまでの道のりは遠いと言えます。
2 読者の絶望度が高く、成約に至りそうなキーワード
それでは、ここからはより絶望度の高い、成約に至りそうなキーワードについてみていきましょう。
先ほどのダイエットの例で言えば、「デブ 相手にされない」というキーワードはどうでしょうか?
こちらは、「ダイエット 簡単」よりも、悩みの深刻度が深くなっていると感じませんか?
こちらも私の勝手なイメージですが、「デブ 相手にされない」というキーワードで検索する人は、以下のようなイメージです。
私ももう30歳。そろそろ結婚しなきゃ親にもこれ以上心配かけられないし、子供だってほしい。
思い切って20代前半のかわいい後輩の誘いで合コンに行ってきたけど、男性陣に全く相手にされていなかった。
これでも昔はそこそこモテていたし、年齢のわりには容姿は悪くないほうだと思う。
でも、合コンでは、ぽっちゃり系だと体型を馬鹿にされ、後輩の引き立て役にしかならなかった。
結局、一次会で力尽き、そのまま帰宅。
私みたいなデブなアラサー女子なんて生きる価値がないんだ。
このままじゃ本当にやばいかも。
デブでアラサーな私には生きる価値なんてないのかな…
「デブ 相手にされない」
私はベッドに横たわり、そう検索した。
あくまでも私の勝手なイメージですが、このような感じです。
こちらのキーワードでは、悩みが深刻であり、緊急性もあって、「ダイエット 簡単」というキーワードに比べると、絶望度が極めて高いと言えます。
- ダイエット 簡単
- デブ 相手にされない
この2つのキーワードだけで、お互い「痩せたい」という願望は垣間見れるにせよ、その深さや深刻度がまるで違うとおわかりになるのではないでしょうか?
このように、Googleのサジェストキーワードで見つかるようなボリュームの大きいだけの検索キーワードでは、そのユーザーの真の心の悩みや深さが出てきにくいという面もあります。
確かに、「ダイエット 簡単」というキーワードは検索ボリュームも大量にあり、そのキーワードで上位表示を獲得できれば、かなりのアクセスがくることが期待できます。
しかし、そんな多くのアクセスを集めたところで、肝心の検索ユーザーが先ほどの例の女子高生のように、軽いノリでただ漫然とスマホ画面を眺めているだけのユーザーばかりであれば、成約率は上がりません。
反対に、「デブ 相手にされない」というキーワードからは、その人の心の声が聞こえて、悩みの深刻度がうかがえます。
誰かに体型を馬鹿にされたとか、プライドが傷つけらた出来事があったとか、そういった悩みの深さが検索キーワードから垣間見れるわけです。
確かに、このようなキーワードはそれほどの検索ボリュームはないかもしれません。
しかし、そんなキーワードで検索してくる人は、前のめりで深刻に情報を自ら取りにきていることが感じ取れます。
なので、仮にアクセスが少なくても、高い成約率が期待できるわけです。
アフィリエイトのキーワード選定のコツは、キーワードから放たれるユーザーの心の声を聴こう
今回は、アフィリエイトのキーワード選定のコツは“ユーザーの絶望”を徹底的に考えろ!という記事でした。
あなたも、アクセスはあるものの成約率が良くないという場合は、ぜひともキーワード選定の段階で、質の濃い、絶望度の高いユーザーを集めるようにしてみてください。
それでは、本日も最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
結城でした。