blog-rewrite2

こんにちは、結城です。

 

あなたは、一度書いたブログ記事のリライトをしていますか?

 

ブログの記事のリライトとは、過去に公開した記事の内容やタイトルを書き直したりすることを言います。

 

そして、このリライトをうまく使うことができれば、

  • 検索結果の順位の上昇ができる
  • 直帰率が下がり、ブログ内の巡回率を上げられる
  • わざわざ新しい記事を書かなくても、既存の記事からでも集客力UPができる

といった、いいところ尽くしなわけです。

 

そういうわけで今回は、

ブログ記事のリライトは、なぜするのか?そしてどうやればいいのか?

というテーマで、私自身のリライトの実例も交えながら、お話していきます。

 

本記事をご覧になることで、一から新しい記事を書く手間をかけるよりも、既存の記事をちょちょっと修正するだけで集客力を高めることができるようになるので、ぜひとも最後までご覧になってみてください。

 

なぜブログ記事をリライトする必要があるのか?

過去に書いたブログ記事をリライトする理由は簡単で、端的に言えば、0から記事を産み出すよりも、既存の記事をリライトしたほうが効率的に集客力のUPに繋がるからです。

 

そもそも、リライトの目的は、検索ユーザーの検索需要にしっかりと答えられるような記事に修正することであり、結果的にそれが検索順位の上昇につながり、そこから集客力の向上に行き着きます。

 

というか、ぶっちゃけて言うと、0から新しいキーワードを考えて、記事の構成も考えて、タイトルや見出しも考えて、数千時の記事を書くという行為は、結構しんどいですし、極力やりたくないと感じている方も多いと思います。

 

であれば、0から記事を産み出すよりも、既存の1の記事をリライトして10にしたほうがはるかに効率はいいということになります。

 

また、既存の記事は既に公開済みなので、滞在時間や直帰率、検索順位という市場の反応がとれているので、どこをどうリライトしていけばいいのかも案外カンタンにわかります。

 

そういう理由からも、0から記事を産み出すよりも、1の記事をリライトすることのほうがずっと効率も良く、なおかつ効果的と言えるわけです。

 

そういうわけで、なぜリライトをする必要があるのかという意味を知っていただければ、実際にどうやってリライトしていけばいいのかをみていきましょう。

 

ブログ記事のリライトでチェックするべきものとは?

それでは、ブログ記事のリライトにおいてチェックするべき項目を5つにまとめてみましたので、それぞれみていきましょう。

 

1 誤字・脱字はないか

細かいところですが、誤字・脱字チェックは意外と重要です。

 

実際、読み手の立場を考えた際、『てにをは』が誤っていたりすると、文意が通じず、読者に余計な負担を与えてしまう可能性もあります。

 

そもそも、ブログの記事というのは、軽くサッと流される程度の意識で読まれるものなので、まともな日本語として機能するように、誤字・脱字は極力減らしていきましょう。

 

なお、誤字・脱字チェックでオススメなのが、『声に出して文章を読むこと』です。

 

なぜかというと、声に出して読んだ際に途中でつまづいてしまうということは、読むときも同じくつまづいてしまいがちだからです。

 

なので、できた文章は、一度声にだして実際に読み上げるのがオススメです。

 

声に出してスラスラとつまづくことなく読めるようになれば、それは文字として読んだ際にはスラスラと読めるようになっているはずなので。

 

2 論理構造がおかしくないか、主張と理由に筋が通っているか

基本的な誤字・脱字などの日本語の使い方も大切ですが、それと同じくらい大事なのが、

  • 論理構造がおかしくないか?
  • 説得力はちゃんとあるか?

を確認することです。

 

例えば、『アフィリエイトは1年もあれば100万円稼げます』と主張するのであれば、なぜ、1年間で100万円と言えるのか、誰がみてもある程度の理解は得られるような書き方をしなくてはなりません。

 

こういった主張に対して、適切な根拠が提示されていないと、『この人の言っていることは理解できない、共感できない』と思われて、記事から離脱されてしまうことにもつながるので、論理構造に筋が通っているのかもチェックしてみましょう。

 

3 記事の滞在時間は想定された時間通りあるか

あなたのブログ記事に訪れたユーザーが、記事の分量に対して明らかに滞在時間が短ければ、それは文章が最後までちゃんと読まれていないことを示しています。

 

例えば、普通のスピードで読めば5分程度はかかる記事なのに、滞在時間が10秒程度であれば、記事の冒頭で離脱されていることが予想できます。

 

この場合、

  • 冒頭で読者に記事を読むメリットを伝えられていない
  • 記事のタイトルと記事の内容がかけ離れており検索キーワードとのミスマッチが起きている

このどちらかの可能性が高いです。

 

※タイトルの適切な付け方については、こちらの記事も参考にしてください。

ブログの記事タイトルのらくちんな付け方7選

 

 

また、滞在時間が2分程度であれば、部分部分だけを流し読みされている可能性も考えられます。

 

このような場合は、検索ユーザーからすれば、知りたい情報が載っていなかったということになるので、記事を読み終わった後の満足感を与えるのが難しいわけです。

 

なので、記事の想定される滞在時間よりも短い場合には、

  • 記事冒頭で興味付けしたり、記事を読むことのメリットを伝える
  • 検索キーワードに対する『答え』を適切に伝えること
  • 見出し等を積極的に用いて、記事を階層化することで見た目を向上させる

などを行い、検索ユーザーに読みやすい記事にしていくことが必要です。

 

4 直帰率は高くないか

直帰率というのは、あなたのブログ記事に降り立ったユーザーがそのままブログからどの程度離脱したのかを示す指標です。

 

そのため、直帰率が高ければ高いほど、あなたのブログは1記事しか読まれていないことになります。

 

せっかく、あなたのブログにユーザーが訪れたのであれば、この直帰率も下げるように工夫がしたいところです。

 

直帰率を下げる方法はシンプルであり、それが、

元の記事に関連した別記事への内部リンクを自然に貼って誘導する

ことです。

 

ここでのポイントは、“元の記事と関連のある記事に誘導する”という点です。

 

例えば、「アフィリエイト 初心者 オススメ」という検索キーワードを狙って記事を書いた際、その記事内容が、

『アフィリエイト初心者にはトレンドアフィリエイトがオススメです。その理由は○○と○○だからです』

といった内容であれば、関連記事としても、

『トレンドアフィリエイトの具体的なオススメ教材はこちらです』

と言った感じで、元の記事と関連のある記事に誘導するのです。

 

逆に、元記事ではトレンドアフィリエイトがオススメと言っているのに、関連記事に『転売をオススメしない理由とは?』みたいな関連性の薄い記事に内部リンクを貼っても、検索ユーザーの心にはひっかかりにくいと言えます。

 

ここで大切なのが、『この記事を読んだユーザーは、次にどんな情報を知りたいだろうか?』と検索ユーザーの立場になって考えることです。

 

5 記事タイトルと見出しは修正できないか

次に、記事のタイトルと見出しもチェックしてみます。

 

というのも、実際記事を書いていると、予期せぬキーワードからのブログ記事への流入というものがよくあります。

 

例えば、こちらの『アフィリエイトの将来性と衰退、そして未来について』という記事では、検索キーワードとして、

  • アフィリエイト 将来性
  • アフィリエイト 衰退
  • アフィリエイト 未来

というキーワードからの流入を狙っていました。

 

しかし、いざ実際に流入したキーワードを見てみると…

 

 

と、上位8つのクエリ(キーワード)はこのような形になっており、

  • アフィリエイト 今後
  • アフィリエイト オワコン
  • 個人ブログ 衰退

という予期せぬキーワードからの流入も確認できました。

 

なので、こういった予期しなかったキーワードからの流入があった場合には、記事タイトルや見出しに、

  • 今後
  • オワコン
  • 個人ブログ

といった感じで、新たに判明したキーワードを使ったタイトルや見出しを追加していくことで、そのキーワードで検索された場合の検索順位もあげていくことができるようになるわけです。

 

ブログ記事リライトのタイミングと実例紹介

さて、ここまででブログ記事のリライトはなぜするのか?どうするのか?について解説してきたので、ここからは、具体的に私がどのようにブログの記事をリライトをしているのか紹介いたします。

 

具体的には、私は2つの目的から2回のリライトを行うようにしているので、それぞれ説明していきますね。

 

リライト1回目は、週末にまとめて最低限のチェックをする

私の場合、平日の月~金曜日に書いた記事を、まとめて土日にリライトするようなルーティーンを取っています。

 

この1回目のリライトでは、主に、

  1. 誤字・脱字のチェック
  2. 論理構造がおかしくないか

の2点をチェックします。

 

実際、書いたばかりの記事というのは、インデックスの関係で検索ユーザーがまだ訪れていない可能性も高いので、最低限、日本語としておかしな点だけをチェックしてリライトするというわけです。

 

これで、1回目のリライトは終わりです。

 

かなりシンプルなリライトでしたが、大事なのは2回目のリライトとなります。

 

リライト2回目は、数か月経った後に、実際の市場の反応を見た上で大きく直す

次に、数か月以上(できれば3か月以上)経った後に、再度記事をリライトしていきます。

 

2回目のリライトで行うのは、日本語や論理構造のチェックというよりも、実際にユーザーがどのような行動をしているのかを踏まえたリライトです。

 

  • 記事の滞在時間は適切かどうか?
  • 別記事への内部リンクがちゃんと踏まれているか?
  • 予期せぬキーワードからの流入はないか?

などをGoogleアナリティクスとGoogle SearchConsoleのデータを見て、チェックします。

 

滞在時間が想定よりも短ければ、記事がそもそも読まれていないことが想定されるので、冒頭での興味付けや見出しの修正を行い、読者に記事を読んでもらう動機付けを与えていくわけです。

 

また、直帰率が高ければ、他の記事に巡回できていないことを意味するので、関連記事への誘導をもっと自然になおかつ、検索ユーザーの心理によりそった記事への誘導ができるようにリライトしていきます。

 

また、Google SearchConsoleで、流入した実際のキーワード群を見ていき、予期せぬキーワードからの流入を確認します。

 

そして、見出しやタイトルに修正が可能であれば、そちらも追記していきます。

 

2回目のリライトは、実際に記事を投稿して数か月の間に読者からの反応を見た上で行うことになります。

 

逆に言えば、読者からの反応がなければ、そもそも何をどうリライトすればいいのかの判断材料がないため、難しいです。

 

書いた記事を数か月放置しておくことは不安もあるかと思いますが、その間も新規の記事投稿をひるまずに続けることが大事であると言えます。

 

まとめ:リライトは、新しい記事を書くよりもコスパがいいことが多いので、必ず行おう!

というわけで今回は、ブログ記事のリライトについてでした。

 

記事をリライトするということは、新しい記事を0から書くよりも労力的には楽です。

 

しかも、うまくいけば、検索順位も一気に高まることもあるので、ぜひともあなたも試してみてください。

 

それでは、本日は以上です。

 

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

 

結城でした。