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こんにちは、結城です。

 

今回の記事は「コピーライティングは難しい?法則を覚える以前に絶対に意識するべきこと」というテーマでお話ししていきます。

 

よく、ネットビジネス業界では、「コピーライティングこそ最強のスキルだ!」と言われることがよくあります。

 

コピーライティングとは相手の心や感情を動かす文章術のことを指していますが、やたらとなんちゃらの法則とかテクニックといったものが多くて、「全部の法則を覚えなければならないのか…」と感じてしまう人も多いのではないかと思うのです。

 

というか、私自身、ネットビジネスを始めた初心者の頃は、「いやいや、コピーライティングの法則ありすぎる(笑) これ全部使うのか? 覚えられるわけないだろ・・・」と言う感じで、コピーライティング=難しいという印象を感じておりました。

 

 

ただ、そんな法則やテクニックに溢れるコピーライティングと言えども、結局のところ「言葉」を使って相手の心や感情を動かすというものに違いありません。

 

となれば、「〇〇の法則を駆使していくぞ!」といったテクニックを考える前に、その文章を読む「人」のことを考え、「この人にはどういう言葉が響くのだろうか?」と考えることのほうが何十倍も大切です。

 

なぜならば、〇〇の法則といったものは、一般的に人が反応してしまいがちな言葉を抽象化して、それに名前をつけただけにすぎないからです。

 

 

例えば、「悪魔の」「禁断の」といった反社会的な言葉を使って相手の注目を集めようというテクニックがあります。

 

ただ、このテクニックはあくまでも一般的・経験的に注目を集めやすい言葉というだけであって、全ての人に対して反社会的な言葉が効果的ではないということになります。

 

 

となれば、コピーライティングでなによりも重要なのは、「一般的な人」が反応するであろう言葉をおさえることではなくて、今、あなたの目の前にいる「この人」ならば、どういう言葉に反応するのだろうか?と考えるおとのほうが大切です。

 

実際、あなたの文章を読むのは、実体のない人もどきではなく、紛れもなく存在している誰かであります。そうなれば、その人が反応をしてしまう文章を書くことがよほど重要だということがご理解できるかと思います。

 

そういうわけで今回は、法則やテクニック以前に覚えるべき、コピーライティングのスキルを高めるために絶対におさえるべき点についてお話ししていきます。

 

あなたが、コピーライティングは難しいから苦手だと感じているのであれば、ぜひとも最後まで記事をご覧になっていただければ幸いです。

 

コピーライティングが難しいと感じるのは、法則だけを覚えようとするから

先ほどもお話したとおり、コピーライティングの役割は「言葉で相手の感情を動かす」というものです。

 

となれば、相手の感情を動かすということは、それは決して文章だけに限った話ではなく、会話などの話し言葉でも同様にコピーライティングのスキルを活かすことができます。

 

それもそのはずで、コピーライティングは「言葉」のテクニックなので、文章だから使えて、会話のような話し言葉だから通用しないということにはなりません。

 

だからこそ、パソコンの前に座って、難しそうな専門書を片手にああだこうだどのテクニックを使うかで頭を悩ませるのではなく、日常生活の中でも簡単にコピーライティングを学べるシーンがあるのです。

 

 

例えば、ファミレスでのワンシーン。

 

料理の注文時に、店員から「ライスにしますかパンにしますか?」と聞かれた時、あなたが「ご飯で」と答えたとします。

 

この時、店員から「ライスですね」と返されたら、「ご飯って言ったんだから、わざわざライスって言いなおすなよ」と、少し否定された気分になるかもしれません(私は結構気になってしまいます(笑))

 

確かに、「ライス=ご飯」ということでどちらも同じものを指しているなら、どっちが正しいとか間違っているとかいう話ではありませんが、自分の使っている言葉を否定されたと感じてしまい、「この人はなんか合わないな」と思ってしまうこともありえます。

 

 

他にも、面白い時に使う「(笑)」という単語ですが。こちらも人によっては使い方が様々です。

 

など、同じ面白いという表現一つとっても使う言葉は違います。

 

これも、相手が「w」を使っているのに、自分は「笑」を使い続けていると、「なんかこの人とは相性が良くない気がする」と潜在的にでも相手に感じさせてしまい、心理的な距離が離れてしまう可能性もあるわけです。

 

 

また、男女別の言葉の使い方の話でいえば、「女性はひらがなを使いがちである」と感じたことはないでしょうか?

 

例えば、「お疲れ様です」という何気ない単語。これを女性が使う場合は、

 

  • おつかれさまです
  • お疲れさまです

 

など、男性よりもひらがなを多く使う傾向(漢字を減らす)が見受けられます。

 

さらに、女性が自分の名前を表記する際にも同様です。例えば、私の名前であれば「結城」ではなく「ゆうき」といった感じで、女性は自分の名前をあえてひらがな表記にしている傾向があるのです。

 

試しに、LINEをやっている方はフレンド名を見てください。男性ならほとんどが漢字表記のままですが、女性はあえてひらがなにしている傾向があることがわかるかと思います。

 

となれば、ひらがなを使いがちな女性と親密になりたいのであれば、少しづつその女性が使う相手の言葉に近づけて、自分もひらがなを意識して使っていくという方法を使えば反応がとれそうですよね。

 

「お疲れ様です、結城さん」とメールをするよりも、「お疲れさまです、ゆうきさん」と、ひらがなの割合を増やすという方法のほうが、対女性にとっては反応が上がる可能性が高いわけです。

 

 

で、重要なのはここからなのですが、3つ例に出したファミレスの話も笑いの話も女性のひらがなの話も、相手と同じ言葉を使おうとか女性ならひらがなが良いといった、低い次元の話ではないということです。

 

 

そうではなくて、そういった法則やテクニックよりも、常日頃から、

この人と心の距離を近づけるにはどうしたらいいのだろうか?

と考え続けることのほうが重要ということなんです。

 

つまり、〇〇の法則などというガチガチに固めたコピーライティングを覚えようとするよりも、目の前にいる相手やパソコンの向こう側にいる相手が、どういう言葉を使えば、距離が近まるのだろうかと考えて、文を書いたり言葉を発することが大事なんです。

 

そうすることで、普段から自然と言葉に対する感度があがるので、コピーライティングのスキルも間違いなく上がっていきます。

 

実際、私も、常日ごろから、目の前にいる相手がどういう言葉を使っているのかを常に注意深く観察した結果、とても反応のとれる文章を書くことができるようになりました。

 

「結城さんの文章はまるで私に向けて書いているのだと感じてしまいます」と読者に方から言ってもらえることもあるのですが、それも、どういう言葉を使えばこの人は反応してくれるかなと常に考えていた結果だからです。

 

コピーライティングが難しいと感じるならば、まずは目の前の人に反応してもらえる言葉を意識しよう

さて、今回は、コピーライティングの法則以前に重要である、目の前にいる人の心を動かすことについてお話してきました。

 

もちろん、私はコピーライティングの法則を否定するわけではありませんし、そういったコピーライティングの法則やテクニックはブログ記事やメール講座の中でも散りばめています。

 

ただ、そういった小手先の法則ばかりに目を奪われてしまい、肝心な目の前の人の存在を軽視していては本末転倒だということです。

 

なので、あなたも学校、職場、家庭などで人と関わるときには、この人にはどういう言葉がふさわしいかなと常に考えていけば、それは自然と人間関係、そして文章力の向上にもつながるはずです。

 

ガチガチな法則を勉強して頭に叩き込むより、目の前の一人の人と向き合うことのほうが、よりよい文章を書くために一見遠回りに見えて近道であるということになるので、ぜひ意識してみてくださいね。

 

普段からそういう意識をもって過ごしていれば、言葉の感度がどんどんあがり、ネットビジネスのような顔の見えない相手に書く文章の精度も爆上がりし、収入も2倍、3倍も右肩上がりになっていきます。

 

 

また、多くの方が、コピーライティングのスキルを高めたいと思った時に、本を読んで勉強しようと思ってしまいがちなんですが、そもそも、本を読んだとしてもコピーライティングのスキルはたいして伸びません

 

その理由については、こちらの記事で詳しく解説しておりますので、ぜひともご覧になってみてください。

 

参考:コピーライティングで本を読んで勉強したらダメな理由はこちら

 

 

それでは、最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

 

結城でした。