こんばんは、結城です。
今回は、「コピーライティングで本なんか読んだらダメ。必要なのは愛」というテーマの記事です。
私自身、ネットビジネスを始めてから、国内・国外を問わず、数十冊以上のコピーライティングに関する本を読んできました。
「コピーライティングの知識さえつければ楽して儲かることができる」というどこかで見かけた言葉を信じていたからです(笑)
しかし、結果から言えることは、「コピーライティングの本を読んだだけでは、どれも稼ぎに直結しなかった」ということでした。
コピーライティングでオススメの本なんてどうでもいい
ネットで、「コピーライティング 本」と検索すると、たくさんのサイトがヒットしますよね。
ただ、大抵の場合、どのサイトを観ても、
- コピーライティングの本はこれがオススメ!
- これこそ必読書です!
- 必読書を10選紹介!
という感じで、かなりの数の本が紹介されています。
ただ、はっきり言って、選択肢が多すぎて何から手をつけていいのかわからないかと思うんですよ。実際、私が初心者の頃に、大量の本をオススメされていたとしても、「結局、どれがいいのよ?」と困惑していたことでしょう。
また、過去の私がそうだったのですが、よく勘違いされがちなのが、「コピーライティングの本さえ読めば稼げるようになる」という風潮です。これに関しては、本を読んだからと言って、稼げるようにはなりません。
もちろん、こういったコピーライティングの本を読むことも大事といえば大事です。
しかし、結局こういった本から得られるのは、文章の技術やテクニックを使った結果であって、いわば答え合わせのようなものなんです。つまり、「○○の法則を使ったら、成約率が上がった」という感じで、「こう書いたらこういった反応が返ってきがち」というような答えがそこに載っているだけ。
だから、本を読んで、ただ表面的なテクニックを覚えただけでは、根本的に稼げる感覚を得ることはできないわけです。
そもそも、順番が逆なんです。
- 【誤った順番】 本を読む ⇒ 応用して稼げる。
- 【正しい順番】 実践する ⇒ 不明点を本で補い、文章の精度をあげる。
このような感じで、本を読んで知識を詰め込む前に、まずはとにかく実践することが大事なんです。
コピーライティングの真髄
じゃあ、
- 「コピーライティングの本はいらないとしたら、どうやって反応の取れる文章を書けばいいのですか?」
- 「実践すれと言われても、知識もないのにどうやってやればいいのですか?」
と思われたかもしれません。
これに対しての答えは単純で、コピーライティングで重要なのは知識をつけることではなくて、目の前の人の悩みを解決してあげたいという愛なんです。
「愛ってなんだよww」と思われたかもしれませんが、結局、パソコンの向こう側にいる誰かに対して、心に響くメッセージを送るには、その人のことを心から想って文章を書くことが必要といえます。
コピーライティングの世界では、理想のお客さん像であるペルソナを立てて文章を書こうなどと言われていますが、超具体的なペルソナを立てることで、その人の悩みを知り、共感し、解決してあげたいという愛が生まれるからこそ、良い文章が書けるということなんです。
これを、ただただ人が反応しがちな強烈なキーワードだけをふんだんに盛り込んできて、それっぽいコピーライティングのテクニックを使っても効果はありません。
- 希少性・限定性を入れる
- 問題点を炙り出して読者に認識させる
- 仮想敵を作って仲間意識を煽る
などといったコピーライティングのテクニックも、表面だけをみて使っても意味がありません。
実際、あなたの大切な友人から悩みを相談された時に、いちいち
- 強烈な言葉を使って興味付けさせてフックにしよう
- 最初に恐怖を煽って、より反応を高めてやろう
などとは思わないはずです。
本当に心から相手のことを想ってさえいれば、自然と相手の心に響く言葉がでるかと思います。
- こういう言い回しは難しく感じるから、簡単な言葉に変えよう
- この部分で不安に感じるだろうから、不安を払拭してあげよう
- ちゃんと内容を理解してほしいから、詳しく説明してあげよう
- 不安で行動できないかもしれないから、勇気づけて背中を押してあげよう
という感じで、表面的なテクニックや覚えた知識を駆使してやろうとは思わなくて、自然と体の内から相手の心に響く言葉や言い回し、順番が湧き出てくるはずなんですよ。
だから、コピーライティングを使いたいのであれば、本を読んでお勉強するよりも、目の前の大切な誰かに向かって真剣に問題解決をしてあげたいという意識をもつことのほうが何百倍も重要です。
そうすることで、本気で相手のことを思った言葉が心の底から湧き出てくることになります。
そもそも、コピーライティングの本を読むだけで稼ごうとすることは、恋愛で例えていえば、家に引きこもってひたすら恋愛本を読んでテクニックを学んでいるようなことです。はっきり言ってそんなやつがもてるわけないですよね(笑)
モテたいのであれば、とにかく合コンでもナンパでもいいから、市場(外の世界)に出て、一人でも多くの女性と絡むという実践を繰り返す。とにかく、目の前の人が何を求めていて、どうしたら喜んでくれるのかを徹底して考えることのほうが重要です。
そして、どうしても自分の力だけでは相手に想いを届けることができなければ、その時になってはじめて恋愛本を読んで学べばいいと言えます。
恋愛でもビジネスでも同じですが、目の前のたった一人に向かって、その人が喜ぶであろう価値を与えることが重要ということです。
もちろん、ビジネスとしてやる以上、ある程度の知識やテクニックもないようりはあったほうがいいのも事実です。
なぜならば、ビジネスは決してきれいごとだけで売上を上げ続ける事は難しいので、時には、テクニックを駆使していくことも必要かと思います。
しかし、多くの人はこういったコピーライティングのテクニックだけを優先して重視してしまい、その結果、胡散臭い文章ができあがってしまったり、煽りたてる文章になっていく傾向にあります。
テクニックは後から学べばいいので、まずはとにかくパソコンの向こう側にいる、悩みを抱えているたった一人の誰かに向けて、愛をもって文章を書くことを意識するべきです。
愛をもって文章を書いた後に、「より自分の想いを相手に伝えるのにどうしたらいいだろうか?」と思って初めて、専門の本などを参考にすればいいことになります。
まとめ:コピーライティングは本ではなく愛である
というわけで今回は、「コピーライティングで本なんか読んだらダメ。必要なのは愛」という記事でした。
もちろん、繰り返しになりますが、本でテクニックや知識を学ぶ必要なんて一切ないということではありません。
そうではなくて、コピーライティングで本当に大切なのは、本で学べるような知識ではなくて、文章を読んでくれる誰かに向けての愛ということです。
愛がなければ、できあがった文章は無味乾燥した、つまらなく、誰の心にも響かないものになってしまいます。
ぜひとも、あなたも本でテクニックを得るとかいう前に、目の前にいる誰かを向かって愛をもって文章を書いてみてください。そうすれば、結果的に反応のとれる文章ができあがるはずです。
そして、それから、足りない部分を本で知識を補充するということでも全然遅くありません。ぜひとも、意識してみてください。
それでは、本日も最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
結城でした。