こんにちは、結城です。

 

今回は、私が会社勤めしていた時の同僚の話を通して、

人は辛い状況から抜け出せないというということをお話していきます。

 

社畜だった同僚を観て感じたこと

私はネットビジネスを始める前は、普通のサラリーマンでした。

 

そして同僚にAという男がいたのです。

 

Aは私と同期でして、年は一つ下。

Aは課内でも屈指の残業マンで、平日はほぼ終電まで残っていたのです。

 

そんなAがある時飲み会に参加するとのことで珍しく定時に帰社する日がありました。

私は「Aが定時に帰るとの珍しいな」と思いながらも、カタカタと自分の仕事をしていたのです。

 

それから、夜の10時くらいになったころでしょうか。

 

驚くことに私が残業していると、Aが飲み会の一次会後に出勤してきたのです。

しかも、顔を赤らめながら少しテンション高めに。 

 

これには本当に驚きました。

というのも、その時期は繁忙期ではなかったからです。

 

それなのに、いくらなんでも飲み会後に出勤して

そこからまた仕事ってすごいな…と感じざるを得ませんでした。

 

そして、なによりも恐ろしかったのは、

Aがそんな状況にいる自分自身に対して、

笑いながら「いやぁ帰ってきちゃったわ(笑)」と自虐的に話していたこと。

 

ちなみに、後日聞いたところによると、

その日Aは深夜3時ごろまで残ってタクシーで帰宅したみたいでした。

 

また、Aは結婚しているのですが、月々のお小遣いが1万円なのです。

下手したら一回の飲み会で吹き飛ぶ金額ですよ。

 

しかも、Aはかなりお酒好きで家ではほぼ毎日のように飲んでいるらしいですが、

そんなAが月にお小遣い1万円って悲しすぎると思いませんか。

 

あれだけ身を粉にして働いておきながら、

自分が自由に使えるのは月にたったの1万円

 

しかも、なにが怖いってAはそのことについて自虐的に話していることです。

「いやぁ、今月もうお小遣いないから厳しいな(笑)」

と、行きたくても行けない飲み会に対してこう話しているのです。

 

人は辛い現状が続くとそれを次第に受け入れてしまう

私がそこで思ったのは、

人間、辛い現状が続いているとそれが当然のものに考えてしまうものだ」ということですね。

 

 

残業についても、お小遣いについてもそうですが、

最初はイヤイヤ残業したり、お小遣いについて文句を言っていても

それが当たり前になってくると、当然のものとして受け入れてしまうのですね。

 

かくいう私も、確実に定時内で終わらせない仕事が続いていた際には、

残業をしない職員に対して、「なんであいつは先帰ってるんだよ、もっと残れよ」と

思っていましたから(笑)

 

本末転倒ですよね。

残業することが目的になっていて、残業しない職員に逆切れするなんて(笑)

 

しかし、Aにとっては、残業を続けなければならないことも

お小遣いが少ないこともそれが当たり前であり常識になってしまったのでしょう。

 

私たちは常に物事を考えるときには、

いわゆる常識にてらしてどうなのか、一般的にはどうだろうかと考えてしまいます。

そこはまだよいのですが、常識的だからといって、それが自分にとっても正しいとは限りません。

多くの人間がしているから正しいとはならないのですね。

 

ネットビジネスをしているというと、周りからは白い目でみられることも多いです。

それは、彼らの中での常識が、いわゆるきちんと会社に勤めて働くことだからなんですね。

彼らの常識で測られても何も気にする必要なんてないです。

そうですか、程度に軽く聞き流すのがいいですね(笑)

 

今回は、同僚の残業とお小遣いから考えたことでした。

 

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。それでは。

 

 

~追伸~

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