こんにちは、結城です。

 

私が、情報発信ブログを運営していて、

最近よく受ける問い合わせは主に2パターンあります。

 

一つは「私は初心者ですが稼げますか?」というものです。

 

こちらに関しては、以下の記事に私の見解をまとめておりますので、

よかったら参考にしてみてください。

 

参考;ネットビジネス初心者は稼げないのか?

 

で、もう一つが、「所謂SEOに関係する問い合わせ」です。

 

・せっかく記事を書いても上位表示されませんが、どうしたらいいですか?

・パソコンが苦手なため、SEOとかの知識が全くないですが大丈夫ですか?

・ライバルが強いから、今からブログを始めても誰にも見てもらえないですか?

 

などが比較的多いです。

 

こういった質問からは、自分はパソコンに詳しくないし、ライバルがいる中で

ネットビジネスを始めても無駄なのではないか?という不安な気持ちが垣間見れます。

 

SEOについてご存知のない方に簡単に説明しておきますと、

SEOとは、”Search Engine Optimization” の略であり、

検索エンジン最適化を意味する言葉です。

 

要するに、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)でキーワードを検索した時に、

サイトがより上位に表示されるために行う一連の取り組みのことを指しています。

 

なぜ、SEOが重要なのかといわれるかというと、至って単純な話で、

検索エンジンの少しでも上位に自分のサイトがあったほうがクリックされやすいからです。

 

誰しも検索エンジンでキーワードを入力した際に、

わざわざ1から順に数ページまで目を通すことは少ないかと思われます。

 

良くて、2、3ページ目までかなと思いますが、

統計によると8割方のユーザーは1ページ目までしか目を通さないらしいです。

 

ということは、自分のサイトの記事が検索結果の2ページ以降に表示されていても、

ほとんど誰も見てくれないことになります。

 

見てくれないというか、

そもそも存在にすら気づいてもらえないという悲しい状況です。

 

そのため、多くのサイト運営者は少しでも上位にサイトを表示するために

躍起になって、SEO対策ということであれこれと策を講じるわけです。

 

そういう事情も知っていてか、上記のような

「今からやっても検索エンジンの上位表示がとれないのではないだろうか?」

という心配の声があがっているのだと思います。

 

では「SEOの対策をしっかりとこなさないと上位表示できなくて集客できないのか?」

といえば、実はそんなことはありません。

 

なぜならば、私自身コテコテのSEO対策というものを全く行っていないからです。

いえ、“SEO対策というものを意識的に行っていない”だけで、

“結果的にSEO対策になっている”と表現するほうがふさわしいかもしれません。

 

外部リンク(外部のサイトから自サイトにリンクを貼ってもらうこと)や、

SEO業者に外注してあれこれいじってもらうことも全くしていませんし、

そういうテクニック的なことやお金をかけることは基本的にしておりません。

 

唯一、結果としてSEO対策になっていることとしては、

使用しているテンプレート(賢威)がSEOに強いという点のみ。

 

ただ、こちらに関してはこのテンプレートが使いやすいから使っているだけであって、

それが結果的にSEOにも強かっただけという話です。

 

そんなわけで今回は、

SEO対策は本当に必要なのか?

という点について、私なりの解説をしていきたいと思います。

 

コンテンツSEO、つまり重要なのは記事の中身である

まずは、以下の画像をご覧ください。

 

 

こちらは、私のブログのある記事の検索順位です。

 

参考:文法とコピーライティングの関係性について

 

上記の検索結果は「ネットビジネス 文法」という

2つの単語を複合させて検索した時に表示されるものです。

 

画像でわかるように、私のブログが検索結果の一位にきております。

 

この画像を撮ったのは2017年10月5日ですが、

私がこのブログを開設したのは同年8月10日です。

 

つまり、撮影した時点ではまだブログ運営開始から

2か月も経過しておらず、記事数は50もないくらいでした。

 

更に、このブログはWordPressで構築しています。

 

WordPressで作ったブログというのは、無料ブログに比べてドメインの力がないので、

検索結果の上位に表示されるまで数か月かかると一般的に言われております。

 

そういう理由からか、WordPressで構築したブログは、

「上位表示されるのに最低3か月以上はかかり、更に100記事以上書いてからが本番」

と言われることがあるのですが、私のブログはどちらにも当てはまっていないわけです。

 

しかし、運営開始からわずか2か月未満の超超弱小ブログでも、

この記事に関していえば、このように検索結果の1位に表示されております。

 

もちろん「ネットビジネス 文法」というキーワードで記事を書く人が

そもそも少ないのもその理由のうちの一つかもしれませんが、

それでも2語の複合キーワードでも上位表示が狙えることを示しています。

 

また、「コピーライティング 文法」という2語キーワードでは、

 

 

スマホからだと少しわかりにくくて申し訳ないのですが、6位表示がされています。

 

では、なぜ当ブログのような超超弱小ブログでも、

このように2か月未満で検索結果上位を獲得できるのか?

 

それは他でもない、

「記事(コンテンツ)の中身の質を上げることを意識した」からです。

 

つまり、俗にいうコンテンツSEOというやつです。

 

それでは、

コンテンツの質をあげるのに、私がどういう視点で何を意識したのか?

を解説していきます。

 

コンテンツSEOでは、検索エンジンに好かれる=読者に好かれるということ

検索エンジンで上位に表示されるのには、そもそもの検索エンジンの特性を

理解する必要があります。

 

検索結果の上位に表示されるのには、Googleの検索エンジンからみて、

「このサイトは価値があるから上位に表示しよう」と思われる必要があります。

 

なぜならば、検索結果の上位に表示されるサイトが、

中身がなく価値のないサイトであれば、

誰もGoogleを使わなくなってしまうからです。

 

例えば「ネットビジネス 始め方 初心者向け」というキーワードで検索して、

検索結果の上位に表示されるサイトが「ネットビジネスなんかやらないで転職しましょう」

という転職応援サイトばかりが表示されていたら、あなたはどう思うでしょうか。

 

他にも、運動しないで簡単に痩せられるダイエット法を探しているのに、

「ダイエットなんてしなくていいの。ありのままのあなたが一番素敵なのよ!」

という謎の啓発サイトばかりが上位に表示されていればどう感じるでしょうか。

 

どちらの場合にしても求めている情報が出てこないわけですから、

「ここで検索しても意味のわからないサイトばかり表示されるからもう使わない」

と判断してしまうはずです(ありのままのあなたが素敵かどうかなのかは置いといて)。

 

となれば、結果的にGoogleの利用者は減ることになりますから、

Googleにとっては、大事なお客さんが減ることになり企業としてマイナスです。

 

そういう理由があるために、

 

検索キーワードの内容をきちんと反映したサイトを上位に表示する

 

という至極当たり前の結果になるわけです。

そうすることが、ユーザーにとってもGoogleにとっても一番意味があるからです。

 

となれば、ここで一つの結論がでます。

 

つまり、検索結果の上位に表示されるには、検索エンジン(Google)に好かれればいい。

検索エンジンに好かれるのには、検索するユーザーに価値にある情報を与えればいい。

 

こういうことになります。

 

よって、検索結果の上位表示に必要なのは、ユーザーが求めている情報を与えればいい

というごくシンプルな結論にいきつくわけです。

 

コンテンツSEOの本質。何をもって価値があるサイトと判断するのか

当然ですが、Googleが各サイトが価値があるかどうかを判断するのには、

ユーザーからアンケートをとっているわけではありません。

 

Googleが何をもってどういう仕組みで各サイトの評価をしているのかは、

Googleのみぞ知ることなので、私たちはあくまでも経験から予測するしかないですが、

Googleが検索エンジンで評価する際に重要な点としては2つあると、

私は実体験から考えております。

 

それが、

 

・サイトの滞在時間が長いか?

・サイトの巡回率は高いか?

 

以上の2つの要素になります。

それでは、それぞれみていきましょう。

 

サイトの滞在時間は長いか?

こちらは、サイトに訪れたユーザーがサイト内に滞在している時間が長ければ長いほど、

ユーザーはそのサイトの内容をじっくり読んでいるということを意味します。

 

あなたも経験があるかと思いますが、たまたまクリックしたサイトが内容もなくて、

文章も読みにくく何を言ってるか全然わからなければ、

すぐ戻るボタンを押してしまったことがあるかと思います。

 

そうなれば、そのサイトの滞在時間はわずか数秒程度です。

逆を言えば、長く読んでいるサイトというのは、

あなたが必要としている情報が網羅されていて、

一つずつ丁寧に読んでいるはずなんです。

 

そうなれば、当然滞在時間は伸びることになりますから、

滞在時間が長いサイト=ユーザーがほしがっている情報を提供できているサイト

という式が成り立ちます。

 

サイトの巡回率が高いか?

巡回率とは、サイト内をどの程度ぐるぐるまわって記事を読んでいるかという指標のことです。

 

あなたが訪れたページが、自分にとって価値のあるページだった場合、

「このサイトはためになるからこっちの記事も読んでみようかな」と、

サイト内の他の記事をグルグルまわって見たこともあるかと思います。

 

よって、巡回率が高い=ユーザーが価値を感じているサイトということになります。

 

以上2つのことから、Googleは、

滞在時間が長くて、かつ巡回率が高いサイトを評価し、

検索エンジンの上位に表示するということになるわけです。

 

コンテンツSEOを追求すること、すなわちユーザーに価値を与えることを第一に考えることが重要

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

私の見解としては以下のとおりです。

 

SEO対策だなんだとあれこれ考える以前に、

ユーザーが検索してきたキーワードの内容に答えてあげることが重要である

 

つまり、ユーザーが求める情報を与えることを追求する姿勢こそが重要であり、

結果的にGoogleはそういったサイトを上位表示している

 

よって、SEO対策に頭を悩ますくらいなら、ユーザーに価値を与える記事を書けばいい

 

以上が私なりのSEOに関しての見解です。

 

じゃあ、具体的にどのような記事が価値がある記事と思われるのか?

という点に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。

 

参考:ユーザーにとって価値のある記事とはどのようなものか?(現在執筆中)

 

また、文章を書く上で当たり前に重要な文法については、

以下の記事にまとめております。

 

よかったら、参考になさってください。

 

コピーライティング以前に絶対におさえておきたい基本的な文法について

 

それでは、最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

 

結城でした。