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こんにちは、結城です。

 

少し前の話になりますが、2018年2月20日、YouTubeのパートナープログラムの内容が変更されることが発表され、YouTubeで収益化するための基準が大幅に変わりました。

 

これまでは、チャンネルの総再生回数が10,000回を超えることが収益化の審査を受ける条件でした(2017年4月16日に設定)

 

ただ、今回の2月の審査基準変更によって、今回の変更によって、

  • チャンネルの過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間
  • チャンネル登録者が 1,000 人

という条件を満たすことが条件となったのです。

 

私もリアルタイムでこの発表を見ていたのですが、当時のTwitterなどでは、

  • YouTubeはオワコンだ
  • もうYouTubeでは稼げなくなったな…

と、そんな声があふれていました。

 

しかし、今回のYouTube パートナー プログラムの条件変更は、むしろチャンスであると私は捉えています。

 

そういうわけで今回は、YouTube パートナー プログラムの審査基準変更がなぜチャンスであると言えるのか?ということをお話していきます。

 

今回の基準変更によって、すっかり意気消沈してしまったのであれば、少しでも前向きになれると思いますので、ぜひとも最後までご覧になっていただければなと思います。

 

YouTube パートナー プログラムの審査が変更になった理由とは?

なぜ、今回の規約変更がむしろチャンスなのか、その理由をお話していきましょう。

 

確かに、現実問題として、今回の2月の変更によって、YouTubeで収益化するまでの流れは以前に比べて困難になったと言えると思います。

 

総視聴時間の審査はまだいいとしても、チャンネル登録者数が1,000人を超えなければならないというのはなかなかのハードルです。

 

しかし、今回の審査変更は以下の2つの理由から非常にチャンスだと言えます。それが、

  1. 真っ当にやっているクリエイターがより一層評価されるような構造になる
  2. スパム的な投稿者が一斉にいなくなるため、その分の浮いた広告費がまともなクリエイターに還元される可能性が高い

 

それでは、それぞれについて説明していきましょう。

 

真っ当にやっているクリエイターがより一層評価されるような構造になる

YouTubeの母体であるGoogleには「Do the Right Thing」というスローガンがあります。つまり「正しいことをすれ」というものです。

 

もちろん、このスローガンはあくまでもGoogleの社内に向けたものではありますが、Googleがこういったスローガンを打ち出している以上、「私たちは、正しいことをする人を評価する」と言っているのと同じなのは、容易に想像できるかと思います。

 

ただ、昨今のYouTube市場は、そんなGoogleのスローガンが到底守られておらず、グレーなやり方が横行している状況が続いていました。

 

例えば、他人の動画をまるまるパクってきて自分の動画として投稿するだとか、テレビ番組やミュージックビデオをそのまんまアップロードするなど、倫理的にも著作権的にもかなり際どいグレーというよりもブラックな動画が目立っていた状況だったのです。

 

実際、未だにYouTube上には、質の低い動画や違法な動画が当然のごとく溢れかえっています。

 

そうした状況で、YouTubeの運営母体であるGoogleは、まるでスローガンを実行するがごとく、YouTubeにて一斉BANを行い、違法チャンネルを削除することを積極的に行っていくようになりました。

 

しかし、それでも違法のチャンネルは減らず、イタチごっこが続いていたわけです。

 

これは、オリジナルの動画をコツコツと作っている側からしたら、迷惑極まりない状況でした。

 

そんな状況の中、2月の規約変更が行われたわけです。

 

そして、今回の規約変更によって、

スパム的な方法をとっていた小手先だけの動画配信者が消え、今後は正しいことをする動画配信者(クリエイター)だけが生き残るようになっていく

ことになります。

 

つまり、これは、スパム質な動画を投稿していた人からすれば、邪悪な動画を配信してもYouTubeに評価されなくなりますし、かといって、質の薄低い動画を投稿しても誰からも求められていないチャンネルになり、こちらも収益化できないことを意味します。

 

よって、そういった投稿者らは、今後はYouTubeで稼ぐことができなくなるので、今後は動画投稿しなくなることから、真っ当に正しく動画投稿をしていたクリエイターだけが今後は残り続けることになります。

 

つまり、これまでは大量に溢れかえっていた不正なライバル達がどんどん減っていくことになるので、真っ当な数少ないクリエイター達だけが、正しくYouTubeに評価されるということになるのです。

 

浮いた広告費がまともなクリエイターに還元される可能性が高い

こちらに関しては、あくまでも私の予想ですが、浮いた広告費がまともなクリエイターに還元されるようになる可能性が高いのではないか?と思っています。

 

実際、これまで違法に動画を投稿していたものに奪われていた広告費が、2月の基準変更によって一気にプレイヤーがいなくなり、広告費が投稿者に流れず、浮いた状態になりました。

 

そして、この浮いた広告費の分は、今後は全うなクリエイターに広告費が還元されるのではないか?と予測ができるわけです。

 

もちろん、2月以降に具体的にYouTube側から何かしらの広告費に関しての発表があったわけではありませんが、悪質なユーザーが一気に減ることで、彼らに搾り取られていた広告費が浮き、正統なクリエイターに流れることが十分に考えられます。

 

まとめ:今後のYouTubeでは、真っ当で正しい動画配信者だけが評価され続ける場所になる

というわけで今回は、2018年2月のYouTube パートナー プログラムの審査基準変更について私が考えていることについてでした。

 

YouTube市場に規制の流れは、実は検索エンジンの規制の流れと似ています。

 

現に、Googleの検索エンジンも、悪質なユーザーとの戦いの歴史があるのですが、今の検索エンジンは『ユーザーにとって価値のあるサイトを上位表示させる』という時代になってきました。

 

そして、これは今後のYouTube市場でも同じようなことが言えて、『ユーザーにとって価値のある動画が今後も収益化し続けられる』ことになるかと思われます。

 

なので、あなたが今YouTubeで収益化を狙っているのであれば、今回のYouTube パートナー プログラムはむしろ大チャンスと言えるのです。

 

ぜひとも、YouTube市場の旨味をかっさらうことをオススメします。

 

なお、YouTubeで稼ぐためにとても参考になる教材として、YDC-YouTube Dictionary Clubという教材があります。

 

YDC-YouTube Dictionary Clubは、これからのYouTube市場の稼ぎ方にあった、ホワイトで正当なノウハウなので、ぜひとも、この教材を片手にYouTube市場で戦っていってもらえればなと思います。

 

YDCは発売日が2017年であり、2018年2月のYouTube パートナー プログラムの審査変更よりも前の発売にはなるのですが、YDCのノウハウは、ホワイトな王道系なので、今でも十分戦えるものです。

 

むしろ、これからのYouTube市場にマッチしています。

 

逆に言えば、YDC以外のよくあるYouTube系教材は、他人のコンテンツを如何にペナルティを受けないように投稿するか?というグレーな稼ぎ方がメインであるものが多いので、だんだんとその有用性が薄れていく可能性が高いと言えます。

 

2018年現在、YouTubeは、視聴者のおよそ1%しか動画を投稿していないという超穴場だらけのプラットフォームです。

 

今回のYouTube パートナー プログラムの審査変更によって、大多数の投稿者がYouTube市場から去っていくことになると思いますが、こんなにも巨大市場であるYouTube市場を見過ごすなんてかなりもったいないと言えます。

 

今のうちから市場に参入して、ぜひとも先行者利益をガッポリと獲得しましょう!

YDC-YouTube Dictionary Clubのレビュー記事はこちらから

 

 

それでは、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

結城でした。