こんにちは、結城です。
今回は気になるニュースを偶然見つけたので、記事を書いてみました。2018年10月17日にこんなニュースを見つけました。それがこれです。
消費者庁は17日、「スマートフォンをぽちぽちするだけで稼げる」とうたい、情報商材を販売した東京都新宿区の「Quest」の広告は虚偽だとして、注意を呼び掛けた。初期費用や有料コース名目で現金を要求し、今年4月以降、約6億4000万円を売り上げたとしている。
引用:https://www.sanspo.com/geino/news/20181017/tro18101719190013-n1.html
どうやら記事によると、Questという新宿の会社が
- スマホをタップするだけでお金を稼げる
- 期間限定で5万円プレゼント
などといった宣伝を行い、集客。
その後、低額の初期費用を支払った人限定に電話クロージングを行い、「転売のノウハウ」を7万円~120万円で売ったとのことです。しかも、実際に5万円を受け取った人もいなかったみたいとのこと。
さらに、全国の消費生活センターに90件の相談があったみたいですね、結構な数の被害者の方がいるみたいですし、売上で6億円ですからね。
最近、本当に多いですね。こういった詐欺的な情報商材関係のニュースというのは。
ついこの間も、情報商材のASPで有名なインフォトップの元社長が、金と銀プロジェクトというプロジェクトで問題になっていました。
まぁ、こんなにも情報商材絡みの悪いニュースが続くと、情報商材=詐欺という世間のイメージがより一層強くなってしまいます。
もちろん、情報商材そのものが悪いわけでは決してないんですが、悪徳な情報商材屋が多すぎて、イメージが最悪でしょうね。
で、私が思うことは、結局こういうのは、情報を受け取る本人が知識武装して自分の身を守らななきゃダメってことです。
スマホで簡単に稼げるとかそんな甘い世界なんてない
結論として言えることは、スマホで適当にポチポチしてたら稼げるなんて甘い世界はないです。普通に考えて、そんなのあるわけないです。といいますか、本当にそんな世界があるならば、身内だけでこっそりとノウハウを共有しますよね。
だから、ちょっと冷静に考えれば、スマホだけで楽に稼げるなんて嘘だとわかるはずです。
しかし、ここで問題があって、それが情報商材を売る側がコピーライティングだのマーケティングを使って、嘘を嘘でないかのように仕掛けてくるということ。
彼らは人間心理を巧みに理解しているので、普通にフラットな感情で情報を受け取ってしまうと、
- もしかして本当かもしれない
- これは信用できるのではないか?
- これなら自分でもできるかも!
と、つい観る人を期待させてしまうスキルに長けているわけです。
そうして段々とテンションの上がってきた人は、最初は無料だ無料だなどと言われていたのが、いつの間にか参加費30万円とか100万円の話にすり替わっていても疑問に感じずに「これは一世一代のチャンスだぞ!」と食いついてしまう。
さらに、一度財布の紐が開いてしまうとそこからが怖い。上位コースや限定数人しか入れないという触れ込みで、希少性や限定性をふんだんに煽られた超高額コースのセールスがかかり、せっかくならばそちらにしようと、高額なお金を払ってしまう。
悪徳な販売者からしたらいいカモと言えます。
本気で稼ぎたいなら、自分を進化させないと不可能
こういった、楽して稼げる話は今に始まったことではないですが、いつの時代も本当になくなりません。
昨今も仮想通過で儲けるとか億り人がどうしたとか流行っていましたが、彼らは現在どうなったんでしょうか。最近は全く景気のいい話は聞きませんね。
で、私がこういったニュースを観て感じることは、やはり自分自身を進化させないと情報の波に溺れて死ぬということです。
ビジネスの世界では、売る側と買う側、言い換えれば、仕掛ける側と仕掛けられる側がいるわけです。
いつまでもなんでもかんでも仕掛けられていては仕掛ける側の思うつぼ。仕掛ける側は手を変え品を変えあらゆる方向からセールスを仕掛けてきます。
であれば、こういった仕掛ける側から身を守るためには、仕掛ける側の意図やその裏にあるマーケティング戦略を読み解く力が必要です。
私も、1年以上ネットを使って稼いでいますが、これまで何人もの詐欺の被害に遭ったという方とお話してきました。
彼らに共通しているのは、全員もれなくただ仕掛けられているという点です。
つまり、与えられた情報をきっちりと見分けることができず、仕掛ける側の体のいい言葉だけを信じてしまうという傾向にあったことになります。
これだと到底稼げないですし、いつまでも悪徳業者に搾取されて終わりです。
詐欺をするのは論外ですが、正しい方法で稼ぎたいのであれば、きちんと情報を見極めて、自分自身を進化させ続けるしかないですね。
というわけで、今日は情報商材絡みのニュースを観て感じたコラム記事でした。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
結城でした。