こんにちは、結城です。
今回の記事は、【ネットビジネスで実績がない時は嘘をつくしかないのか?という問題】についてです。
実は、先日、私のメルマガ読者のKさんから以下のような質問を受けました。
そういう私も、ブログに記事を書くときは稼いでいるように見せていますし、実際に購入したことがない商材をアフィリエイトしたりしています。
この辺りは賛否両論があると思うし、私自身いろいろ悩むところではありますが、アフィリエイトをするにあたりある程度の脚色することは必要だと考えています。
結城さんが、成功するための最初のステップで、「あるプログラムで稼いだ実績をつくり、人々の憧れの対象になること」をあげておられますが、まずその段階にいくまで実績がないアフィリエイターが稼いでいるように見せることはどう思われますか?
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければ光栄です。
Kさん、ご質問ありがとうございます!
Kさんがおっしゃる通り、ネットビジネス業界には嘘のブランディングをしている人も多いです。
例えば、「元ブラック企業の社畜だった僕が、月収100万円を稼ぎだしたネットビジネスのノウハウを発信中!」みたいなブランディングをしている人なんか腐るほどいますからね(笑)
で、Kさんからの質問である「実績がないアフィリエイターが稼いでいるように見せることはどう思われますか?」という質問に対しての私の回答は、
「嘘をついたブランディングをしている人はそもそもの戦い方が間違っているので、今すぐ修正して情報発信すればいい」
ということになります。
というのも、そもそも実績がある時とない時の戦い方、つまり、情報発信の仕方は全く違うんですよ。
ここをよく理解しないで、大した実績もないのに、さも自分は稼いでいます感を出したブランディングをしても寒いだけですし、相手に見透かされて終わる可能性が高いです。
また、多くの方が「自分は実績がないけどどうしたらいいのだろうか…」と気になっているとも思いますので、今回は「ネットビジネスは実績がないと稼ぐ事はできないのか?」というところを深掘りしていきましょう。
あなたがもしも、「まだ稼いだ実績はないのに自分なんかが情報発信しても大丈夫なのだろうか?」と心配であれば、本記事をご覧になることでその不安も払拭されると思いますので、ぜひとも最後までご覧になっていただければなと思います!
ネットビジネスで実績がない時は、ターゲティングを変えればいい
そもそも、ネットビジネスでこれから稼ごう!と思う場合、当たり前ですが最初は誰しも実績なんてありませんよね。
確かに、トレンドアフィリエイトのようなアクセスを集めるだけで商品を成約しないでもいい稼ぎ方なら実績の有無は関係ないです。
ただ、情報商材アフィリエイトなどの情報発信をして、読者に有益な情報を与えて稼ぐタイプの稼ぎ方では、実績がないと誰も自分の情報なんか聞いてくれないのではないか?と心配に思う気持ちもよくわかります。
で、これには明確な対処法があって、実績0の時はどうやって戦えばいいのか?と言うと、答えは簡単な話で、「情報を発信するターゲットを変えればいい」というのが答えになります。
ネットビジネスで実績なしでも稼ぐにはターゲティングが超重要!
というのも、私が情報商材アフィリエイトを始めた当時は、当然稼いだ実績などありません。
かといって、月収が会社員時代の収入を超える程度に稼げるまでに、嘘をついて稼いでいるアピールはしていませんでしたし、捏造した実績画像を載せるといったグレーな手法も使っていませんでした。
というか「私は月収100万円稼いでいます! ドヤッ!( ゚Д゚)」なんて嘘のブランディングをしてもどうせばれるでしょうし、そもそも、倫理的に考えて嘘をついて稼ぐのはどうなのか?と疑問に感じていたわけです。
で、その時に私が実践したのが、「嘘をつかないで情報発信をするには、嘘をつく必要がない発信をすればいい。つまり、ターゲットを変えればいいんだ」ということでした。
要は、実績がないのであれば、実績がないなりの戦い方をすればいいだけということです。
そうして、どうすれば実績が0の自分でも情報発信ができるのか?を考えた結果、
- 「ネットビジネス、特にアフィリエイトはリスクがなくて初心者でも始められます」
- 「この無料オファーはちょっと危ないので、やめたほうがいいと思いますよ」
- 「ネットビジネスには転売とか株とかたくさんありますが、中でもアフィリエイトがいいですよ」
という感じで、ネットビジネスの知識が完全0の方をターゲットに絞って情報発信をすることにしたのです。
これは逆を言えば、もしも、初心者だった私が「ネットビジネスで少なからず稼いでいる中級者」なんていう自分よりも明らかに上のステージの人をターゲットにして情報発信をしても、まるで反応は取れなかったと思います。
なぜならば、ネットビジネス中級者を納得させられるライティングスキルもなく、なおかつ稼いだ実績もないような初心者の話なんか、中級者層が聞いてくれるわけがないからです。
というか、自分が稼げていないのに、すでに稼いでいる人に対して有益な情報など発信できませんし、すぐにメッキがはがれてしまいます。
そういう理由から、私は、自分よりも明らかに知識も経験もな超初心者の方だけに限定してターゲットを絞り、情報を発信していったということです。
例えば、この情報発信のターゲティングについては、大学受験で考えてみるとわかりやすいです。
- 実績あり⇒志望校に合格した大学生
- 実績無し⇒まだ合格していない浪人生
この2人がいた場合、誰かに受験勉強を教えるという時にはどういう戦略が考えられるでしょうか?
前者の既に志望校に合格した大学生であれば、幅広い層に受験勉強を教えられますよね。
浪人生を相手にすることもできますし、高校3年生、高校2年生といった感じで、自分よりも実績(この場合は受験に合格するという事)が出ていない相手に対してならば、勉強を教えられるはずです。
- 合格のためには何をするべきなのか?
- 自分がどういった参考書や塾を使ってきたのか?
- 合格するまでどのくらいの勉強量だったのか?
など、自分の体験談を元に、幅広いターゲットに向けて深い話ができると思いますし、体験に裏打ちされた発信ほど信頼のあるものはありません。
では、じゃあ、「浪人生は受験勉強を教えられないのか?」と言えば、そんなことはありません。
もちろん、既に受験に合格している大学生に比べたら、お客さんの層は狭くなりますが、高校3年生、高校2年生相手であれば、十分に教えられますよね。
なぜならば、志望校に合格したという実績はなくても、浪人生という立場は高校3年生よりも受験歴も多く、経験も知識も豊富だからです。
もちろん、志望校に合格したという目に見える実績はありません。ただ、長年の受験経験から裏打ちされた知識は高校3年生よりも多いはずです。
- 数学ならこの参考書がオススメだよ。
- 模試は実力がなくても受けたほうがいいよ。本番の練習になるから。
- あの予備校は講師が適当らしいからオススメしないぞ。
といったアドバイスは、たとえ、まだ志望校に合格していない浪人生でもできるはずです。
で、これはネットビジネスでも全く同じです。
仮に、あなたがまだネットビジネスで思うような実績がでていないのであれば、
- 「そもそもネットビジネスって何なの?」
- 「今から参入してもまだ稼げるの?」
- 「ネットビジネスはどういう仕組みで稼げるの?」
というくらいの知識レベルの方、つまり自分よりも明らかに情報を知らない層をターゲットに絞って、情報を発信していけばいいんです。
実際、そういった知識がない層からしたら、あなたは「既に自分よりも前に進んでいる先輩」という感じでみられるので、十分にブランディングができます。
情報発信のターゲットを変えるだけでできることですので、ぜひとも意識してみてください。
ネットビジネスで実績がない時でも、嘘つきブランディングはしなくていい
ネットビジネスでは、わざわざ嘘をついて「僕は稼いでいますよ!」といった嘘つきブランディングをしなくても、ターゲットの設定さえ間違っていなければ実績がなくても十分に戦えるということになります。
ターゲットの設定を間違えるという事は、受験で言えば、浪人生が大学生に受験勉強を教えようとしているのと同じです。
大学生からしたら当然知っているようなことを、さも自分は知っているぞ!という体で話したところで誰も聞く耳をもってくれるはずはありませんよね(笑)
このように、実績がある場合の戦い方と実績がない場合の戦い方は異なるので、自分の立ち位置に応じたマーケティング戦略を間違えずにしっかりと策定して行えば、無理して嘘をつく必要はありません。
今回のご質問をくれたKさんがおっしゃるような、嘘をついた情報発信をしている人は、立ち位置に応じた適切な戦い方を知らないために、嘘で塗り固めたメッキのようなブランディングしかできないのだと思います。
そんな誰かを騙すような不誠実な発信が長く続くわけはありませんし、集まってくるお客さん層も質が悪い人ばかりになるでしょうね。
というわけで、あなたがもしも、自分は実績がないから稼げないんだろうなと不安になっている場合は、ぜひとも、「自分よりも情報を知らない層にターゲットを変える」という点を強く意識した情報発信をしてみてください。
なお、嘘のブランディングに騙されないための記事については、こちらも参考にしてみてください。嘘つきブランディングをしている人の見分け方はこの記事を読めばだいたいわかるかと思います。
逆を言えば、あなたがもしも現在嘘をついたブランディングをしているのであれば、読者から簡単に見破られている可能性もあるので、ぜひともご覧になっていただければなと思います。
それでは、本日も最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
結城でした。